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エネトロン充電中


あれから一週間、低下した意識に鞭を打って環境も整え、タブペンを握り続けてきました。
その結果、少しずつ以前の勘を取り戻してきた感があります。
誰かが言ってましたが、やる時はやる気がなくても事に向かうのがいちばんだそうですね。
それでダメならよほどの重症ですが、普通はだんだんモチベが上がってくるそうな。

関心を上げるためのキッカケになればと、ソフトも「CLIP STUDIO PAINT」を導入しています。
あのコミスタやイラストスタジオの後継にあたるもので、Mac用としては久々の新作。
コミスタもイラスタも使用経験があるので、操作のほうはさほど困りません。
むしろ各ツールをカスタマイズできるため、使えば使うほどに手へ馴染んできます。
文字ツールなど、使いづらいと感じるところは古馴染みのフォトショに任せている恰好。

加えてペンタブも廉価版ながら大型のものに替えたので、線画自体がやりやすくなりました。
廉価版と一口に言っても、ちょっと前までと違って筆圧感知が倍になっています。
10年前はFAVOを使ってましたが、私の描き方だとそれでもあまり不都合はありませんでした。
それよりも性能が上がっているとなれば、もはやハイエンドに拘る必要はないのかもしれません。

同じことはパソコン自体にも言えますね。
これを使って絵を描きはじめた当初はまだまだスペックの天井が低く、OSも不安定で
ペンタブでの線画作業は高いハードルに阻まれていました。
アナログで線を入れてペンタブは補助、というのが当たり前だった憶えがあります。
そして可能な限り高スペックで挑む=できればハイエンド機、という感じでした。

でも今では、私がやってる作業くらいなら絵も含め、エントリーモデルでお釣りが来ます。
なんせiMacでさえ64bitOS、メモリ8G超ですし……すごい事になったもんだ。
ハードディスク2Gが万単位の値段で売られていたことを知っている身には、まさに隔世の感。

でもそれだけ、個人が活動を起こしやすくなってるんですよね。
もっと厳しい環境でも頑張って本を出していたことを思えば、贅沢は言っていられないでしょう。
とりあえず焦るのはやめて、着実に気力を高めてゆくことにします。

熱い夏になることを祈ろう。

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更新記録や徒然、雑多感想などよしなに上げていきます。

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