今週の円谷劇場

ウルトラセブン 21話「海底基地を追え」

軍艦ロボットのアイアンロックスが登場。
操るのはミミー星人という連中ですが、劇中には声とヒトデ型の円盤が登場したのみで
その正体までは不明のままです。なんとなく水の多い星からやって来たっぽい気もしますが。
漫画版には顔を出してるようですので、今後の再登場が待たれるところです。

ミミー星人の目的は言うまでもなく地球侵略ですが、彼らは自前の戦力を割くやり方よりも
地球ですでに使われていない資源を使って戦力とするという、現地調達に近い手法を好むようです。
すなわち戦争や海難事故などで海底へ沈んだ船舶の残骸を利用し、ロボットに仕立て上げるという手口を。
そのようにして生まれた怪物こそが他でもない、アイアンロックスなのです。

しかもこのアイアンロックス、一体だけではありません。
パリ本部から極東支部へ頻りに届いた連絡によれば、欧州各地に多数の同種が姿をあらわし、
機能を停止して15分で作動する爆弾によって甚大な被害がもたらされたそうです。
撤去しようにも、あまりに重量がありすぎて到底間に合いません。
アイアンロックスは徹頭徹尾、破壊のための存在なのです。兵器といったほうが近いでしょう。

しかも日本に現れたものは、戦艦大和の残骸を使用していました。なんという暴挙。
ミミー星人は調査に来たウルトラ警備隊の動きを封じ、その間にアイアンロックスを下田に差し向けます。
隊長のホーク1号を中心とした懸命の抵抗で侵攻は食い止められたものの、今度は爆発の危険が迫ることに。
ダンもウルトラホーク3号で迎撃に出ていますが、あいにく海に叩き落とされて気絶中。大ピンチです。

それでもギリギリで覚醒したダンはセブンに変身し、一路下田へと飛びました。
しかし、それもミミー星人の予想範囲内。明らかにセブン対策の武器と思われる捕獲用チェーンを使い、
文字通りのチェーンデスマッチを仕掛けてきます。そのまま爆発に巻き込む肚でしょう。
おまけに、そうなったところで遠隔操作しているミミー星人の方は痛くもかゆくもないのです。

ここで巻き返せねばウルトラマンがすたるとばかりに、セブンは渾身の大回転で脱出。
エメリウム光線による一撃で、爆弾を起爆させることなくアイアンロックスを倒してのけました。
ホーク1号にやられた時といい、地球製のうえ寄せ集めとあって防御力に乏しいのが弱点といえますね。

セブン抹殺の失敗を知って逃げようとするミミー星人でしたが、抑えていたフルハシとアマギが
すぐさまハイドランジャーで反撃したため、あっさり撃滅されていたりします。
ひょっとすると、ミミ−星人はもともと侵略に使い潰せるほどの資源がすでに無いのかもしれませんね。
宇宙船も性能はかなりのものですが、攻撃よりも捕獲が主用途で戦闘はあまり得意じゃないようですし。

本編はその大半が、ハイドランジャーによる水中戦の描写に割かれています。
ハイドランジャーは14話から登場しますが、海が舞台である今回が事実上の初主役回でしょう。
後でさらに活躍の舞台があるはずですが、この場合は「楽しみに待つ」と言っていいのかどうか。
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大山シュウ

Author:大山シュウ
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