今週のヒーロータイムT

ウルトラマンタロウ 40話「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」

暴君怪獣タイラント登場。
近年「大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」で再登場して以来、強敵怪獣の代名詞として
幾度となくウルトラマンたちの前に立ちはだかることになる合体怪獣です。

その頭はシーゴラス、耳はイカルス星人、両腕はバラバ、胴体はベムスター、背中はハンザギラン、
尻尾はキングクラブ、そして足はレッドキングという構成です。
ときには角がブラックキングであるとも語られてますが、これについてはあまり有名じゃないかも。
ギンガでもブラックキングは登場しますが、結局タイラントには使われませんでしたし。

お話の中では最初に海王星に現れ、ゾフィーからエースまでのウルトラ五兄弟をゴボウ抜きし
地球へ殴り込みをかけるという、マンモスマンも真っ青な暴挙を成し遂げています。
しかし、背後で流れるナレーションはどこか脳天気なものでした。
お正月特番のノリで、ウルトラ兄弟の活躍を振り返る回にもなっていたのがその理由と聞きます。
当時はビデオなんてなかったし、怪獣がいっぱい出るというだけでも嬉しかったもんですから。

ついに地球に現れたタイラントは、しかしタロウに割とあっさり倒されてしまいます。
これについては6連戦で疲れていたとか、自身の武器を逆用されたからだとか
色々言われてますが、それだけこのタイラントが一発屋で終わらすにはもったいない
合体怪獣としての完成度の高さを秘めていたということなのでしょう。
個人的には、直前がエースだったのも地味に効いてるんじゃないかと思います。

ところでこのタイラント、兄弟たちが出したウルトラサインを妨害する場面がありました。それも2度。
ここから、この怪獣がタロウ、ひいては彼が守る地球に並々ならぬ敵愾心を抱いてることがわかります。
怨念が絡んでることとベムスターにハンザギラン、バラバ、キングクラブとヤプールに関係のある怪獣が
かなりの率で含まれていることから、ヤプールが絡んでいる可能性も考えられますね。
なんせ、ヤプールにはジャンボキングという前科もありますし。

しかしそういう視点で見ると、後年に現れるタイラントがどういう存在なのかよくわからなくなります。
ギンガ版はともかく、他で出てくるものは普通に一個体として成立していることになりますし……
最初は突然変異だったものが、そういう怪獣として定着したんでしょうか?

なんにせよ、最強怪獣登場というわりにはだいぶユルいお話と言わざるを得ません。
それもまたタロウらしさといえば、タロウらしさなのですけどね。
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大山シュウ

Author:大山シュウ
更新記録や徒然、雑多感想などよしなに上げていきます。

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