今週のヒーロータイムT

ウルトラマンタロウ 19話「ウルトラの母 愛の奇跡!」

大熊山篇三部作の最終篇。
テロップではケムジラやゾフィも出るとありましたが、ゾフィ兄さんは死体のみの出演(とほほ…)
ですし、ケムジラに至っては影も形もありません。何匹かいたはずなのに、どうしたんでしょう。

いよいよもって孤軍奮闘を強いられるZATですが、あまりに神出鬼没なバードンの前に手が出せません。
バードンは日本じゅうの食肉工場を襲い、肉という肉を次々と胃袋に収めていきました。
ZATは市場から肉を隠すよう手配させますが、飢えたバードンは団地を襲いはじめてしまいます。
いまや、日本はこの恐るべき火山怪鳥の餌場にされようとしているのでした。

逃げる健一がハッと振り向いた時、周囲に誰もいないカットが映るシーンは秀逸です。
バードンが団地を突き崩し、人々をつつき出そうとする場面もまさに恐怖そのものといえるでしょう。
ウルトラマンがいない世界において、人々はただ怪獣の暴虐に怯えるしかないのかもしれません。
閉店した肉屋の数々も、それを静かに物語っています。

幸い、この事態をいつまでも看過するような光の国ではありません。
ウルトラの母の手によって蘇生したタロウが遂に駆けつけ、団地からバードンを追い払ったのです。
同時に光太郎も戻ったので、消沈していた健一少年にもようやく笑顔が戻りました。

やがて光太郎は、タケシ少年の飼っているカナリヤの話題からある重大な事実を知ります。
バードンが暴れた日、カナリヤも必ず籠の中で暴れたというのです。
大熊山の火山研究所長でもあるタケシのお父さんも、バードンが暴れた日にカナリヤが暴れたと証言。

一連の現象はすなわち、大熊山周辺にバードンの巣があることを示すものでした。
カナリヤは本能で強大な捕食者の存在を感じ、怯えていたのでしょう。
ってか、そもそもバードンの巣がどこかわかってなかったんですね。
前回、飛行機が襲われたのが大熊山近辺だったのでもう目星はついているものと勘違いしてました。

さて、大熊山にはなんとバードンの卵が。一匹でどうやって産んだんでしょう。まさか自家受精?
それともバードン同様、孵化前の状態で長らく火山の中にあったのでしょうか。
謎をはらんだまま、卵はZATの手で処分されます。これで、バードン増殖の危機は回避されました。
非情な措置ですが、人間を餌としか思っていないバードン相手にそんなことは言ってられません。

当然、怒り狂ったバードンはZATに猛攻撃をかけてきます。
ここで再びタロウが登場。ウルトラマンたる者、同じ相手に二度も醜態はさらしません。
新武器キングブレスレットでバードンの嘴を封じ、さんざんに翻弄してのけます。
眩惑されたバードンは目測を誤り、火山に落下していきました。3話も暴れたわりにあっけない最期です。

戦い終わって、倒れたゾフィを母とともに回収していくタロウ。
タケシ少年の目もどうやら快方に向かう様子で、日本中を巻き込んだ大事件はこうして幕を閉じました。
しかし、タケシママは最後まで空気の読めない発言ばっかしだったなぁ。それも家族を思えばこそですが。

ところで時間軸がつながってるということは、「メビウス」に出たバードンはオスでしょうかね。
大昔の時点で卵が既にあったと仮定するなら、どちらがどちらなのか断言はできないのですが。
プロフィール

大山シュウ

Author:大山シュウ
更新記録や徒然、雑多感想などよしなに上げていきます。

pixiv
最新記事
最新コメント
Twitter
月別アーカイブ
カテゴリ
最新トラックバック
検索フォーム
リンク
QRコード
QRコード