今週のヒーロータイムT

ウルトラマンタロウ 15話「青い狐火の少女」

狐火怪獣ミエゴン登場。
かつて宮中に入り込むも正体が露見、那須高原に逃れ、そこで殺生石となった九尾の狐がモデルです。
劇中の情報だけ鑑みるなら、九尾の狐そのものと言っても過言ではないかもしれません。

また、少なくとも四年は前から活動していたことがわかります。相当長い間潜伏していたようですね。
その時点から周辺に怪事件が頻発していた模様で、恐らくは力を蓄えながら人々に復讐していたのでしょう。
ただし、なぜ今になって復活したのかは誰にもわからないままでした。

今回のゲスト役である少女、かおるの母もミエゴンの起こした事件に巻き込まれ、命を落とした一人です。
それが殺生石の近くであり、かおるがその場所に入り浸るようになったため、誤解が生じていました。
かおるこそが九尾の狐の子であり、怪事件は彼女のせいだというとんでもない誤解です。
あまりに怪事件が起こるので、人々も何かに原因を見出したくなったのでしょう。

だからといって、集団で彼女を追い回す自警団の方々はやり過ぎです。猟銃を向けた輩までいたし。
その因果が災いしたのでしょうか、彼らは正体をあらわしたミエゴンの火焔を食らってしまいました。
あれでは、運が良くても全身大火傷の重傷でしょう。というか、たぶん死んだんだろうなぁ。

光太郎はかおるを庇い、自警団から逃したのですが、ミエゴンの攻撃によりかおるがロープウェイの中で孤立。
ミエゴンは姿を消す術のようなものを心得ており、まともに攻撃を当てることさえできません。
そこでZATはスプレー作戦を決行。赤いペンキを吹き付け、ミエゴンの術を封じ込めることに成功します。

しかし、怪獣を攻撃しながらのかおるの救出は難航を極めました。
ついにミエゴンの炎が迫ったとき、光太郎はタロウに変身。ミエゴンの手からかおるを救出しました。
戦いは意外にあっけなく決着がつきます。火を噴いたまま昏倒したミエゴンは、そのまま爆発してしまいました。
ZATがミエゴンの透明化を封じていなかったら、恐らくはもう少し苦労させられたのでしょうけど。

劇中では、かおるが母の幻影へ語りかける場面が頻繁に見られます。どうやら殺生石の近くでのみ現れる様子。
かおるにしか見えていなかったので、単に幻だったのか母の霊だったのかはハッキリしないままでした。
しかし、その励ましを受けて強く生きることを決意したかおるにとっては、どちらでも構わないのかもしれません。

というわけで、お話としては「母親」がテーマのひとつでした。
母のいない健一が「母親について」という作文を書くのを渋り、光太郎に嗜められる場面もあります。
その健一が母親代わりをつとめる姉のことを書くことにし、結果として先生に褒められるという描写や、
かおるを虐めていた少年達が謝罪する場面など、視聴後感は割と爽やかなものでした。

那須ということで、那須ロイヤルセンターや那須りんどう湖ファミリー牧場がロケに使われています。
かおるが自警団から逃げるのに使ったゴーカートは、今も遊戯施設として健在な模様。
「イッツ・ア・スモールワールド」をもろに連想させる遊戯施設「ファンタラマ」も登場しますが、
こちらは15年ほど前に閉鎖されてしまったようですね。なんでも、タロウ当時が最盛期だったのだとか。
時代を感じさせる話ですね。
プロフィール

大山シュウ

Author:大山シュウ
更新記録や徒然、雑多感想などよしなに上げていきます。

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