今週のヒーロータイムNEO

ウルトラマンネオス 10話「決断せよ! SX救出作戦」

手でこじあけるのが最善だったというお話…ではなくて、隊長リスペクトな一編です。

宇宙に漂う生命の源・アミノ酸がダークマターの影響で生命と自律行動を獲得し、衛星を呑み込んで落下。
これを早急に処理せよとしゃしゃり出てきたのはカタギリ情報局次官。フジワラ女史の上司です。
調査も終わらぬまま迂闊なことはできないと、ミナト隊長は単身で未確認物体への調査を敢行。
結果、隊長もまた物体に呑み込まれてしまいます。

しかも、物体が宇宙で呑み込んだのは軍事衛星でした。
犠牲を軽々しく口にするカタギリにキレたフジワラが締め上げにかかった結果、ヤバいことがわかります。
軍事衛星の中にあるミサイルが爆発した場合、周囲300キロが灰燼と化すというのです。

これは確かに早急に始末すべきだった……のかもしれませんが、そこで話がおかしくなってくるんですね。
カタギリは物体が呑み込んだ衛星の情報を握っていながら、それをHeartに渡していなかったのです。
非常事態ということでそれを最初から打ち明けていれば、やり方はあったはずなんですよね。
たぶん、いろいろと縛りがあったのでしょうけど……現場判断というものがわかってない典型ですな。

日本のドラマではちょくちょく、こういうお役所仕事を非難する描写が出てきます。
かといって「これこれこういうわけだから、早急にやってくれ。責任? なあに、そんなものは私が持つ」
だとお話にならないのも確かなんですよね。できた人ばかりでは物語は成り立たないのでしょう。

さて、ウエマツ隊長代理以下にによって断腸の思いで重力遮断装置作戦が敢行されます。
無論、彼らなりに手を尽くした上でのこと。これに対し、ミナト隊長はハートビーターSXの
小口径レーザーガン着弾による音響を利用し、信号を送って応えます。
一度目は内部の高エネルギー反応=ミサイルの情報。二度目は、仲間の尽力への感謝でした。
今回の立役者は間違いなくミナト隊長でしょう。少ない情報で、対策を立てられる状況を残したのです。

普通なら、これで隊長を犠牲に被害を最小限へ留めて終わるのが現実です。
しかし、この星にはウルトラマンが2人もいました。ネオスと21が物体を牽制して作戦を助け、
重力遮断装置の力に乗って物体とともに宇宙へ飛び出し、隊長のSXをギリギリで救出したのです。

人類だけでも、事態の収拾は可能だったかもしれません。
しかし、犠牲をゼロにとどめられたのは間違いなくウルトラマンがいたおかげでした。
ギリギリまで頑張って、手が届かない時。そこにこそ、ウルトラマンの力が必要なのでしょう。
プロフィール

大山シュウ

Author:大山シュウ
更新記録や徒然、雑多感想などよしなに上げていきます。

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