マーズ・コネクション

ムアコック著永遠の戦士ケイン 野獣の都を読了しました。

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最後の聖戦

 
こないだ当然のようにドラクエ6を買ったのですが、それまでの間に読書強化週間をもうけ
ムアコック作「秋の星々の都」を読みました。
かなりの長編と超短編のふたつが入った本で、読了までけっこうな時間がかかっています。

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Climax Jump

 
・タイタス・クロウの帰還

 知る人ぞ知る、クトゥルー神話モチーフの対決冒険譚シリーズです。
 前作にあたる「地を穿つ魔」ともども読む機会にめぐまれ、このほどようやく読了しました。
 エンターテイメントとしては、元祖よりも読者のことを考えていると言わざるをえません。

 ラヴクラフトの作品群との違いはその娯楽性だけではなく、人類側の立ち位置と果敢さにもあります。
 元祖の登場人物たちは、不可解な事件の陰にちらつく恐怖の影にただ怯え、右往左往するばかり。
 中には勇敢なものもいますが、邪神の謎のベールの端に触れられるかどうかという程度。
 邪神の眷属たちを明確な敵対者とみなし、その打倒のために奔走するなどという段階ではありません。

 それをやっているのが、このタイタス・クロウ・サーガです。
 同じモチーフを扱っていながら、まったく別の雰囲気がありました。怪奇大作戦とウルトラマンぐらい違う。
 それもそのはず、人類側にも──正確には、タイタスの手に──超自然の叡智が渡るのですから。
 ただし、そのまま実際に対決に至るかというとまた別の問題のようですが……

 そんな次第ですから前作はともかく、この「タイタス・クロウの帰還」は後半から話が超自然化します。
 もはやラヴクラフトの作品の体裁からさえ遠いファンタジーとなっていきました。斜め上だ……
 むしろ、どちらかといえばムアコック的なものを感じてしまったくらいのものです。
 ある重大な謎が明かされる場面に至っては、E・E・スミスかこれはとツッこんでしまったり。
 そうか、邪神族の正体はエッドアだったのか……って、これ公式なのかしら。

 ともあれ、タイタスは異世界の地で最愛のパートナーと巡り会うことになります。
 そのせいでしょうか、終盤はほとんど彼のノロケというか自慢話だったような気がするなあ……

 アル・アジフの名前も、一回だけ出てきました。ここから繋がってるわけか。
 
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大山シュウ

Author:大山シュウ
更新記録や徒然、雑多感想などよしなに上げていきます。

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